内省のススメ
なぜ「内省」が重要なのか? マネジメントで実感する、その理由
マネジメントの仕事をしていると、日々「内省」することの重要性を痛感します。 これは、部下にだけ求めるものではなくて、マネジメントする側(つまり自分自身)にとっても、ものすごく重要なんです。 忙しいとつい後回しにしがちですが、これがないと、いろんな問題が起きてくるんですよね。
内省がないと陥りがちな「ワナ」
じゃあ、もし内省をサボってしまうと、どんなことが起きるんでしょうか。
1. 自分の意見が「絶対」になる
これが一番怖いかもしれません。「自分の意見が最も正しい」と思い込んでしまい、周りの声が聞こえにくくなります。 そうなると、チームメンバーとの間に見えない壁ができて、気づけば摩擦だらけ…なんてことも。 「なんで分かってくれないんだ」と感じたら、ちょっと危険信号かもしれません。
2. 言葉の「表面」だけをなぞってしまう
ルールや理念、目標など、言葉で定義されているものを、その表面上の意味だけで捉えてしまいがちです。 「なぜ、そのルールがあるのか?」「本当の目的は?」といった本質的な部分を見失い、ただの「作業」になってしまうんですよね。 これでは、本当に意味のあるアウトプットは出せません。
3. 成長が「ピタッ」と止まる
そして何より、自分の成長がなくなってしまいます。 失敗しても「運が悪かった」、うまくいっても「まあ、こんなもんだろ」と流してしまうと、そこから学ぶものがありません。 自分の行動や判断を振り返らないと、次の一歩が踏み出せなくなってしまいます。
経験が「邪魔」をすることもある?
さらにやっかいなのが、年齢を重ねて経験が積み重なるほど、この「内省」ができなくなりやすい、という点です。 過去の成功体験が、「オレのやり方が一番だ」という固定観念を強めてしまう。 経験豊富だからこそ、かえって自分の殻を破れず、内省から遠CfgSdVてしまう…なんて皮肉な状況にも陥りやすいんです。
じゃあ、どうやって「内省」する?
じゃあ、具体的にどうやって内省、つまり「振り返り」をすればいいんでしょうか。 一番わかりやすいのは、「YWT」というフレームワークで振り返りを行うことです。
- Y(やったこと): 実際にやったこと、行動したことを書き出します。
- W(わかったこと): やってみて、わかったこと、学んだこと、発見したことを書きます。
- T(つぎやること): わかったことを踏まえて、次に行動することを決めます。
この「やったこと」「わかったこと」「つぎやること」というシンプルなプロセスを踏むことで、経験をちゃんと改善へとつなげるプロセスを作ることができます。
さらに個人的には、以前にも記事にしているんですが、「YWT+K(かんじたこと)」がおすすめです。
「やったこと」に対して、「どう感じたか」という感情の部分も一緒に入れることで、発見を多くすることができるんですよね。 「なんかモヤっとした」とか「これはスッキリした」とか、そういう感情が、自分でも気づかなかった本質的な部分に気づかせてくれたりします。
「YWT+K」のような方法で自分の感情や行動を振り返ることが、結果的に自分を成長させ、周りとの摩擦を減らすことにも繋がるんじゃないかな、と思います。





